旅の報告  其の7>             

道中記 パート7

「時代屋 武ちゃんの安来節全国放浪の旅」
どじょうすくい全国修行の一人旅・・・・・旅日記
      

                                                                            <→群馬・東京・静岡→>  

821日(日)「上州の夏祭り」

 今日は、今回の旅最大のメーンイベント、群馬県主催の「上州の夏まつり」でステージ出演の日だ!

漫画喫茶の駐車場を出発、交通が渋滞するかもしれないので9時に出発したが、県庁前・裁判所の駐車場に意外と早く到着した。県庁広場の大会本部で手続きを済ませる。「時代屋 武ちゃん」手前の出演場所は屋外のヤグラ舞台かな?と思っていたが、県庁のホールにある特設ステージだった。涼しくてていいか!

出番は1450分から、、、舞台の時刻まで充分あるので屋台で缶ビールとおつまみを買って食しながら、イベント広場を散策する。外車の展示コーナーでは、レースクィーンのお嬢さんが二人、ヘソ出しルックの衣装で愛想を振りまいていらっしゃる(笑)。あまりの美しさに誘われ、カメラをパチリ!そして、アンケートに答えて、彼女とのツーショットを主催者側のカメラで撮ってもらった・・・(爆)。

 13時を廻った頃、控え室の県庁18181号会議室に入ると、40人位収容の会議室を一人で使用だ。ちと寂しいな、と思っているとメル友の鈴木さんが控え室まで来ていただき、少し元気が出てきた。出番の1時間前に1階の会場に入り、会場内の雰囲気をつかみながら出番を待つ。舞台の持ち時間は10分間だ。20分間ぐらいはあるだろうと思っていたのだが、先日の打ち合わせで10分間と聞いている。昨夜、車中の寝床で、出し物と時間配分を考えてきたが10分間の舞台は初体験だ。

いよいよ本番の舞台、先ずは、「安来節全国放浪の旅の途中でございます。素晴らしい上州夏まつりの舞台に出していただきまして有難うございます。」と述べたあと、南京玉すだれでお客さんに手拍子の協力を催促して、お客さんの気持ちをこちらに引き込む。大勢のお客さん、200〜230人ぐらいだろうか、お客さんやスタッフの皆さんから手拍子をいただきながらの演技に、場内はおおいに盛り上がった。こんなに盛り上がったのは初めての体験、感謝
感激!


   
       は〜い、お馴染み南京玉すだれは「瀬田の唐橋」にござ〜い!                                   しだれ柳とござ〜い・・・       (鈴木久美子様 撮影)

 玉すだれが終わると、例によって、お客さんの視線がある舞台上で、「南京玉すだれ」の舞台衣装を「どじょうすくい踊り」の衣装に変身。これにも皆さん、大変ビックリ、ニコニコしながら見ていただき、観衆・スタッフ・演者が一体となって楽しむことができた10分間だったと、自己満足?この体験を忘れないようにしようと、肝に命じる。客席の一番前では鈴木さんが、武ちゃんの舞台姿を盛んにカメラに収めていただいた。FULUさん、ありがとう・・・♪♪♪

  
            ”は〜い!安来節の本場、島根県安来節保存会・本部道場所属の「時代屋 武ちゃん」による「どじょうすくい踊り」でございます・・・♪”        (鈴木 久美子様 撮影)

舞台が終わってから、地元誌の上毛新聞社記者の方が取材に来られ、18階の控え室でインタビューを受けることにした。30分〜40分間の取材だったろうか?取材が終わって記者さんが帰られたあと、鈴木さんに戴いた缶ビールを二人で乾杯・♪♪ これ又、舞台が成功したあとなので格別に美味しかった!

やがて鈴木さんとお別れして、一時間ほどブラブラとイベント広場を見学したあと大会本部にお礼を述べて、群馬県を後に首都・東京へと向かう時代屋 武ちゃんであった・・・・・(爆)。今夜は途中の埼玉県・道の駅「おかべ」で車中泊なり。


☆★ 後日(823日)、FULUさんの日記帳に「時代屋 武ちゃん」の事を素晴らしい文章で、大々的に掲載して戴いたので、その文章をここで原文そのままご紹介させていただきたいと思う。

◆◆ 時代屋武ちゃん in 上州の夏祭り ◆◆  ・・・・・ (鈴木 久美子様の日記より HNFURU
at 2005 08/23 13:10
編集

8月20、21日の両日、群馬県庁の県民ホール、県庁前広場で上州の夏祭りが開かれました。

第七回目の今年は「とどけ魂 燃える想い」をテーマに、郷土芸能や各サークル団体の発表や若手の斬新な浴衣ファッションショーなどが実施されました。また、旧官営富岡製糸場の世界遺産登録に向けたPRやイベント、群馬県を舞台にしたNHK連続テレビ小説「ファイト」のパネル展や番組のタイトル・バックに登場する本物のポニーもお目見え。


この賑やかな夏まつりのイベントに、時代屋武ちゃんも参加。登場するや否や、すぐ観客の気持ちをつかみ手拍子を受ける中、次々と南京玉すだれの妙技を次々に披露してくれました。
続いて目の前で衣装の変わり身を見せながら、どじょうすくいの踊りを披露。身振り手振りで観客を笑わせながら、場面・場面をしっかり見せてくれて、まるでこちらも川のそばにいるかのような気にさせらるほどでした。

そして、武ちゃんからカメラの撮影役を仰せつかった?(^^)は夢中になって最前列で膝をついてパチリパチリ・・・。武ちゃんのカメラと『写るんです』の2台で撮りましたが、あっという間にフィルムが終わってしまいました。『写るんです』はそのまま武ちゃんに預けましたが、出来具合はどうなったでしょうか?写真の腕には自信があるのですが、気になるところです。

その後、上毛新聞社のカメラマンが見え・・・。なんと、時間に遅れて舞台を見ていないと言う・・・。えっ!?じゃ、写真も撮ってない??
控え室に場所を移し、武ちゃんはインタビューを受けました。その間、?(^^)は荷物を持つのを手伝い、のほほんとしている私としては珍しく気を利かせてお茶の缶ジュースなんぞを買って来たりしたのでした。
ついでに、こっそり娘にメールして会場で缶ビールとおつまみもゲットしてもらい、受け取りに行ったり・・・。

記者は武ちゃんの話を聞きながらいろいろとメモっていましたが、部屋の中でどじょうすくいの振りをして欲しい・・・との依頼。服を脱ぎかけてくつろいでインタビューを受けていた武ちゃんはあわてて支度すると、なんとどじょうすくいの踊りを最初から踊り始めました。
狭い部屋の中で踊る武ちゃんを神妙な顔つきでパチリパチリと撮っていた若い記者は、撮り終わるとフムフムとうなずきながらカメラを覗いていました。

記者が帰った後、缶ビールで乾杯。会場で買ったためか時間がたってしまったためか、ビールがぬるくなってしまっていて、ちょっと残念。
ビールを飲みのみ、芸能談義。実際に南京玉すだれを持たせてもらいましたが、ちょっと動かしただけで、ザザッーとすだれが流れてしまい元に戻らない・・・。アセアセ。。。(;^_^Aフキフキ。。。
その他、バナナの叩き売りの道具も見せてもらいました。どじょうすくい踊りといい、南京玉すだれといい、見るのとやるのは大違い・・・と感じました。

武ちゃんにとってあっという間の暑い上州の夏の3日間が終わりました。20、21日に仕事の休みを取っていた私にとってもあっという間の3日間でした。
武ちゃん、ご苦労様でした。そして、いろいろと楽しませてくれてありがとうございました!

まだまだ続く武ちゃんの全国放浪の旅。これからの道中もどうぞお気をつけて!頑張って下さいねー!!(^o^)


822日(月)

 道の駅「おかべ」を9時に出発。方向音痴のため都会ジャングルの東京行きに、緊張しながらのドライブ・・・
 埼玉経由東京入りだが、目的の場所はJR神田駅南口だ。オリエントレコード歌手・山本美紀さんのご紹介で、ここの近くの居酒屋さんで公演をさせていただくことになっているのだ。

初めてのお江戸だ!一方通行ばかり、ちょっと信号で指示器を出すのを忘れると、目的地に行こうとするのに、ずうううっとひと回りして、戻って、やり直して運転しなければならない。若葉マークで運転中の時代屋武ちゃんにとっては命がけの運転みたいだ、イヤホント・・・(汗)。ようやくJR神田駅らしきものが見つかった、だが今度は、その神田駅の南口とは、いずこなのか分からない。神田駅界隈を3〜5回ほどドライブしたように思う。なにしろ道路の端に車を停めて休憩できるスペースがないのだ・・・。止っているドライバーやタクシーに聞きながら、ようやく神田駅南口が分かった。数学の方程式が解けたときのような気分だった。そばの路上コインパーキングに駐車、駅構内に行って「お江戸の神田駅とはいかなるものか?」と偵察をする。ウロウロしていると突然、山本美紀ちゃんから携帯がかかってきた。『もう、東京神田に着いたみたいね!私の後援会・渡辺さんから連絡があり、ついさっき路上に止っている武ちゃんの車らしき、イラスト入りの派手な車を見たよと、言っていたよ、今から渡辺さんに車まで迎えに行ってもらうからね!』とおっしゃる。車を停めた場所を移動したので、元の場所に戻るのが一苦労・・・東京の道路はややこしいのだ!一方通行が多く、元の場所に戻るのが大変だ・・・!又ここでも同じ区域内を4〜5回は巡回したことだろう(爆)。胃が痛くなってくるようだ、でもなんとか渡辺様にお会いすることができた。

渡辺様の事務所でしばらく休憩、18時からガード下の居酒屋○○さんに連れて行ってもらい、ご主人に紹介していただく。19時頃になるとお客さんが次々と入店、椅子が満席になったところで時代屋武ちゃんによる第一回目の特別公演の始まり・始まり・・・♪(笑) 店内はお客さんで一杯、衣装を着替える場所や踊る場所もないくらいだったが、それでもその隙間を縫って、スピーカーのボリュームを上げて、たっぷりと演技をさせていただく武ちゃんであった・・・

 一回目演技の途中に山本美紀ちゃんが応援に駆けつけていただき、間もなく青木ひろし音楽事務所社長の青木先生もご到着。なんと、お客さんにお配りするための、時代屋武ちゃんPR用カラーチラシまでご持参してもらった(感激!)。8時少しまわったころ二回目の公演、今度はお酒でご機嫌なお客さんが、背後からさかんにしゃべりながらどじょうすくいをされてきた。なにしろ歩くだけで精一杯の広さなのだ、やめてちょうだい、とも言えず・・・。でも、場内のお客さん方は暖かく迎えていただき、楽しく見ていただいたご様子。又、最後には過分のおひねりまで、ありがとうございました。そして、この企画を設定いただきました美紀ちゃん・青木社長・渡辺様、本当にありがとうございました。

 公演が終わった後、衣装を着替えたあとレストランに案内され歓迎会をしてもらった。美紀ちゃん・青木先生・渡辺様の4人でゆっくりお話をしながら美味しい食事をご馳走になり、今夜は近くのカプセルホテルで泊まることにした。カプセルホテルに宿泊は初体験だ、室内はちょうど車中泊の場合と同じくらいの広さで、お風呂とモーニングサービスがついている。料金は3700円で、別の場所に駐車した駐車料が4000円だったので今夜の経費は合計7700円なり・・(笑)。

823日(火)

 カプセルホテルを9時にチェックアウト、今日は予定が空白なので25日訪問予定の新宿東口の下見に行こうと車を走らせる。そうだ!元勤務先の東光商事株式会社の酒井副社長さんが社長をされている株式会社アリシアを訪問することにした。以前に『旅の途中で、東京に入ったら連絡をしなさい』と言われていたのを思い出し電話をした。『安来節の菊池と申します、酒井社長さまをお願いします』と言うと、電話をとられた先方の方は怪訝そうな感じで取り次いでもらった。直ぐに酒井社長さんが『おお!菊池君か、よう連絡してくれたな!車か?ここまでよう来れるか?』とおっしゃる。『ハイッ!かなり困難かもしれませんが、お伺いできるよう努力します。時間は、かなりかかるかもしれませんが、宜しくお願いします』と述べ、住所を聞いて電話を切る。

 さて、住所は渋谷区の神宮前、表参道らしい、目的地に向かうが、これがまた大変な事だ・・・。東京の交通事情は複雑だと噂には聞いていたので、ある程度は予想をしていたが想像を絶する状況となった。皇居や国会議事堂あたりをドライブ、道玄阪から新宿御苑、新宿御苑の周りを3回ほど廻ったようだ、道を尋ねること数回、道行く人・皇居?警備の警察官、郵便局、喫茶店のマスターなどに聞きながらようやく表参道の入り口に到着。もう少しだと思うが、一方通行を走るうちに迷ってしまった。途中で株式会社アリシアの常務さんに電話をかけて、道順を教えてもらい向かうが、また分からなくなってしまった・・・(汗)。

原点に戻り、表参道の入り口に「青山ダイヤモンドホール」がある。ここは東光商事株式会社が展示会でよく利用する施設だと思い出し、この前に停車して常務さんに電話をかけると『今から5分位で、その場所まで迎えに行きます』と言ってもらった。内心ホットした(笑)。やがて、雨の中、常務さんが徒歩で迎えに来てもらった。

会社に到着すると社長さんが『よう来たな〜ご苦労さん!どうだ、ここで一回,芸をやってみるか?』とおっしゃる。即座に『ハイッ!喜んで勉強させていただきます・・』と答え、車から4階の社長室まで荷物を運び込んで公演の準備にとりかかる。

ページボーイのブランドで有名なアパレルの会社だが、役員さん・社員の皆さん方を含め30人程の皆さんを前に、30分間の演技をさせてもらった。まあ、皆さんにはそれなりに喜んでもらったようで、一安心・・・♪ 終わった後、社長曰く『前よりもずいぶん上達したな〜、間合いが良くなってきたよ!』誉めて頂き、帰り際には花代まで頂戴し恐縮の至り・・・(感謝)。

さて、現在17時前、これからどうしよう?思案の末、そうだ、新宿駅東口のロータリー前に都営の地下駐車場があると聞いていた、新宿東口に向かってドライブ、これも何度も尋ねながらようやく到着。地下駐車場に愛車・武ちゃん号を休めて、新宿の街をブラブラ散策することにした。人の多いこと、大阪の人通りなど較べようがないくらいだ。目についた飯屋という感じの食堂に入って、カツカレーとビールを注文、久しぶりにのんびりと下町情緒を味わいながらの夕食をする。お店の奥さんにチラシを見せながら『どじょうすくいを紹介しながら、全国をまわっている時代屋武ちゃんと申します・・・』と話すと、ここのママさん、とても感激して帰り際にカンパだと言ってビール券を下さった(感謝)。

その後は地下駐車場に戻り、車中泊の準備をして横になるが、真夏だ、駐車場だから冷房はされていない、とても暑い・・・クーラーをかけたまま寝るのも不安なので我慢して寝ることにする。でも中々寝つけられない、汗がにじみ出るのがはっきりと感じる。まあ死ぬことはあるまいと、ウチワをバタバタしながら朝の到来を待つ。今回の一人旅で最悪の夜になってしまった・・・

824日(水)

地下駐車場で4時半に起床、出発の準備をして駐車料金の精算をする、なんと12時間で7500かかってしまった、これも大阪に較べると破格の料金だった(笑)。

都営駐車場を寝ぼけ眼で5時に出発、だが行く所は未定だ(笑)。小雨の中をあてもなく愛車「武ちゃん号」と走る。明日、21時新宿東口のスナック「かんぺい」での公演までは予定が全く白紙だ、困った困った・・・。見知らぬ東京、都会のジャングル、道路事情も予想をはるかに超え、東京滞在がイヤになってきた。道路端の駐車禁止の場所に車を停めて時間を費やし、コンビニで食料を購入、腹の虫を慰める(爆)。14時、そうだ明日に備えて新宿東口でビジネスホテルを探そうと思いタクシードライバーやヤクルトおばちゃん、通行人に尋ねたが見つからない。薬局に入って聞いてみると、ようやく『ビジネスホテルは近くにあるよ、多分、駐車場もあると思うよ』と、教えてもらい車を走らせる。

ホテルに到着、駐車料金を含め9900円なり、ちと高いが身体も精神も限界ギリギリの状態だから、昨夜のあの暑さのことを思い出して、宿泊することする。昼間だったがホテルに入ってシャワーを浴び、落ち着いて教室の田中敏子にメールを送信すると『そんなに早くからホテルか?』とビックリされていた、『ハハハ!今日は、骨休みの日で〜す♪』と返事をしておいた。28日の日曜日には新宿の歩行者天国で野外公演を企画していただいていたが、東京滞在が苦痛になってきたので25日の公演を最後に、東京を退散したいと思い、山本美紀ちゃんにその旨をメールで相談する。了解いただき、ホットした。

825日(木)

さて、今日は21時からの公演まで、どうして時間をつぶそうかと思案していると山本美紀ちゃんから『今日は12時に新宿東口交番前で待ち合わせ、お昼ご飯をご一緒しましょう』と電話をもらった。愛車・武ちゃん号を地下駐車場に停め近くのレストランで昼食を土馳走になる、すごく美味しい!そこで、いろいろお話をしながら、浅草までの道順などを詳しく聞いて美紀ちゃんと別れる。

都営地下鉄に乗り継ぎ、浅草に向かい、浅草寺・仲見世などを散策。写真を撮ったり仲見世では、南京玉すだれの舞台用にと赤の派手な着物(ハッピコートと云うらしい)を買ってしまった。浅草の食堂に入り、食事とビールを飲んだ。

  
         時代屋 初めてのお江戸見物・・・”はは〜!これが、浅草寺・雷門か?”               仲見世?ここの商店街は見てまわるだけでも楽しくなる・・・♪         ↑東京での写真は、この二枚だけだった、、、もっと写しておけばよかった・・・

19時前、駐車場に戻り車から道具を駅から少し歩いたところにあるスナック「かんぺい」さんに運ぶ。雨のため傘を持たねばならないので二回にして運んだ。20時に駅前の交番前で待ち合わせることになっていたので、再び交番前で待機、間もなく青木先生と歌手・小林みさ子さんが来られた。今日もプロのサポーターがお二人だ、心強い・・・♪

『今日は台風11号が襲来のためお客さんはないかもしれませんよ!』なんて、マスターの佐々木さんはおっしゃったので心配していたが、10時頃になると椅子がなくなるほどの満員になってきた。いよいよ時代屋武ちゃんによる特別公演をさせていただく。酔っ払いのお客さんが多く、野次が多く盛り上がったが、『口上はもういいから早く演技をしろ!』なんて言われる始末、トホホホ・・・(爆)。口上も演技の一つでござりまする、なんていいたいのを我慢して30分間、勉強させていただいた。江戸っ子は口は悪いが気前がいい、終わった後おひねりをたっぷり戴いたよ!

マスターの佐々木さま・青木先生・みさちゃん、本日はありがとうございました。

 今夜の宿泊はどうしようかと迷ったが、探すのも面倒になり荷物を車に運び入れた後、再びスナック「かんぺい」がある建物「ペガサス館」に戻り、その建物内にある漫画喫茶に入ることにした。即ち、ここのインターネットで台風情報の収集と自分のホームページを閲覧しようと思う。時刻は零時をはるかに廻っている。

826日(金) 

 深夜から漫画喫茶でネットサーフィンやテレビの台風情報の様子を見ていたため一睡もしていない、5時前に店を出て都営駐車場で清算をすると昨日からなので15000円だった。台風は少しおさまったようだが小雨で風も吹いている、ラジオをつけると「現在、台風の中心は千葉の方に向かっています」と放送している。

青木ひろし先生に教えてもらった通り、静岡方面に行くには四谷3丁目から右折、信濃町→青山→青山墓地(右折)→西麻生→広尾→天現寺橋→目黒トンネル→右折すると国道1号に入ることができた。あとは真っ直ぐ南に向かえば良い。風も小さくなり雨も止んできた、ヤレヤレと思いながら武ちゃん号でのんびりドライブとなる。

軽やかにドライブ中、突然アクシデントに巻き込まれた思いがけず箱根の手前で交通渋滞に遭遇、全然進むことができない。4〜5時間経っても動かない、台風の影響で箱根全山が通行禁止になったらしい。有料道路は通行できると情報が入り、700円(今回は600円)を払って箱根を無事通過することができた。平塚・小田原・箱根から三島・富士市・清水市を経て静岡市に到着。静岡市内に入り16時過ぎ静岡市役所に行き、観光課を訪ねる。公演できる場所の紹介を相談すると観光協会に行って下さいと言われた。

夏の真っ盛りだ、汗を拭きながら観光協会まで10分ほど歩いて行き、窓口で名刺・チラシを見てもらいながら旅の目的を相談すると、担当の方が非常に親切な人柄で、上司の方と相談しながら公演できそうな施設を探してくださった。明日訪問して公演をさせていただく施設はなんと、以前から一度は見学に行きたいと思っていた任侠・清水次郎長ゆかりの船宿「末廣」だ。天にも昇る気持ちだ。末廣の館長に電話をかけていただき、手前も直接お話をさせていただき、明日の公演について指示をいただいた。観光協会にお礼を述べて、昼間通過した清水市に戻り、「末廣」まで下見に行く。近くの旅館で泊まることにして探し当てたのが「旅籠」といったイメージの旅館だ。綺麗ではないが、旅館の女将さんが親切で、落ち着いた感じの旅館である。明日の訪問場所も決まったし、思わず“ラッキー!”と内心、叫んだ。(但し、「箱根街道通行止め」お除く・・・笑)。

  
                   清水港                                                    東海道の暴れん坊と云われた、清水次郎長の船宿「末廣」

827日(土)  清水次郎長ゆかりの地

8時過ぎに旅館の女将さんに起こされてしまった。一昨日から一睡もしていないので爆睡してしまったようだ。10時に旅館を出発、清水二郎長ゆかりの施設・船宿「末廣」に向かう。駐車場がないので車は旅館の駐車場に停めさせてもらい、衣装・道持参で歩いて行く。

「船宿・末廣」に入ると、昨日、館長さんから連絡がはいっているのか、職員の方が『キクチさんですか?』と愛想よく迎えていただいた。また職員の方が『今日はお客さんの入りが、少ないかもしれませんよ!大丈夫ですか?』と、気を遣っていただき恐縮する。『い〜え、こんな素晴らしい施設で公演させていただくだけでも充分です。お客さんの人数などは関係ありません、今日は宜しくお願い致します』と述べ、先ずは施設内を簡単に見学する。江戸時代に清水港で米屋の倅、山本長五郎が通称・清水の次郎長と呼ばれ、渡世の道に入り街道一の親分になった、と浪曲の世界で有名になった人物だ。だが実際は、切った張ったの極道だけではなく、清水港を整備、地域の治水や教育・交通などに尽力して社会に貢献し、晩年には今の警察署長にあたる官職も拝命していることが分かった。この業績を称えると同時に観光誘致も兼ねて彼が営んでいた船宿を再現して、記念館として清水市が管理しているそうだ。又、一階に設置されているテレビでは、江戸末期から明治維新までの山本長五郎、通称清水二郎長の生きざまをビデオで放映されていた。

  
       玄関に入ると、いきなり次郎長の蝋人形そっくりの像にビックリ!                                   「これからの若者は英語の勉強が必要だ」と、英語塾も開設したそうだ

お客さんは一人も入ってこないのでビデオを見ながらのんびりしていると、観光客が一人、二人と入ってくる。15〜6人の団体さんが入ってきたので、11時から公演の準備をしながら、「もうすぐ南京玉すだれや皿まわし等の大道芸、どじょうすくい踊りを公演しますから、ゆっくり見て帰ってくださいね!」と、しきりにお客さんを足止めする「時代屋・武ちゃん」であった・・・(笑)。

「末廣」の入口を入った直ぐにある広間で、観光客の皆さんと職員の皆さんを前に、たっぷりと丁寧に楽しそうに演技をさせていただいた。入館の皆さん方は、思わぬハプニングに喜んで帰ってもらったようだ。一回目の公演が済んでお茶をいただいた後、二階の資料展示室で見学中に階下の職員さんが『キクチさ〜ん!お客さんですよ〜!お若い方のグループが、どじょうすくい踊りを見たいとおっしゃってますよ〜』と、声をかけてもらった。あわてて1階に降りて、男女4人を相手に「どじょうすくい踊り」を披露した。ミュージシャンのグループらしく、あまり時間がないので、「どじょうすくい踊り」だけを所望されたようだ・・・。お陰で、4人の若者に喜んでいただき記念写真にも一緒に入ってくれ、とせがまれた(爆)。どじょうすくいを二回も披露したから、もう店じまいしようかと片付けていると家族連れのお客さんが入ってきた。子供さんもいるので、子供さんを相手に剣玉売り・皿まわし・南京玉すだれの大道芸を見てもらった。

  
        どじょうすくいが終わったあと、ハイ!ポーズ・・・♪                                        次郎長通り商店会の中程にある次郎長生家の記念館

「末廣」を出た後、荷物を旅館の駐車場に停めてある車に運び入れ、末廣で伺った「清水次郎長の生家」を訪ねることにした。末廣から歩いて10分ぐらいの場所だ、清水港からすぐの距離だった。ここも清水市管理の施設だそうで、女性職員の方と一時間程おしゃべりをしたり、次郎長ゆかりの暖簾を購入する。次郎長通り商店街をブラブラ散策、港風景の写真を撮っていると、大阪・高槻在住の人が声をかけてきた。なんでも松下を退職して一人旅をされているそうだ。30分程、おしゃべりをして別れ旅館に戻り、もう一日ここで泊めてもらうことにした。

                                                                      


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