
<旅の報告 その12>
道中記 パート12
「時代屋 武ちゃんの安来節全国放浪の旅」
どじょうすくい全国修行の一人旅・・・旅日記
<→岡山・広島・山口・福岡・佐賀・長崎・熊本→>
9月25日(日) 九州入りの日
さて、いよいよ今日から九州入りの日だ!九州には武ちゃんの故郷、宮崎がある、ルンルン気分だな、ハハハ・・・(爆笑)。植木先生・大塚先生と三人で朝食の後、お別れして10時に出発する。岡山から広島・山口の2県を経由して福岡県北九州市に向かうのだが、山陽自動車道の入口まで案内してもらい、そこから一人武ちゃん号に乗ってスタート。
山陽自動車道は岩国インターチェンジで通行止めになっているので玖珂一般道を走り、再び山陽道・中国道を通過して北九州市門司港のレトロ・海峡プラザに向かう。
この地は、名前の通りレトロ調のある雰囲気で統一された街で興味深い。訪れた目的は、言わずとしれた大道芸・バナナの叩き売りの実演を生で見るためだ。観光案内所で、バナナの叩き売りについて聞くと、土・日曜日の昼間しかやっていないそうだ。残念・・・。それではと、大阪の中野工務店社長からお聞きしていた名人・中岡重隆氏に電話で話してみることにする。『大阪・中野社長から聞いた者ですが、私も安来節を勉強しておりまして、只今、全国修行の一人旅をやっております。今回、生でバナナの叩き売り実演を見たくて立ち寄ったのですが、実演は土・日だけだそうで、誠に残念です』、と話すと『では明日11時に、その海峡プラザにいらっしゃい、私がそこに行ってバナナの叩き売りを見せてあげます』と言ってもらった。ありがたい!嬉しい、思わずラッキーと心で叫んでいた(笑)。
夕暮れ、宿泊所を探さねばならないのだが、知らない土地でこんなに遅い時間に探すのも面倒だと思い、得意の?車中泊するため駐車場を探し始める。海峡プラザには駐車場がないので、明日そこまで道具を運ばねばならない。できるだけ海峡プラザに近いコインパーキングを選んで、照明の明るい位置に止めることにした。夜でも観光地のため照明が明るいので、あちこち散策する内に、「バナナの叩き売り発祥の地」と書いた表示を見つけたり、JR門司駅を見学したりして廻った。

旧・門司三井倶楽部の近くに 「バナナの叩き売り発祥の地」 記念碑が・・・
9月26日(月) 武ちゃん門司港・バナナの叩き売りに挑戦
8時に目がさめて門司港レトロの町を散策する。観光するには素晴らしく情緒があっていいところだ。大正時代の建物がそのまま軒を連ねているような錯覚するようだ。観光用の建物名を挙げてみると門司電気通信レトロ館、出光美術館、港ハウス、レトロ展望台、国際友好記念図書館、旧門司税関、バナナ資料館、旧大阪商船、海峡プラザ、旧門司三井倶楽部、海峡ドラマシップ、バナナの叩き売り発祥の地記念碑などがあり、海峡を挟んで向こう側には唐戸市場、カモンワーク、しものせき水族館(海響館)、海峡夢タワーなどがあり、駅や観光案内所で、かわいい「門司港レトロ・お散歩マップ」をくれるので散策には好都合だ。また、9月17日〜10月30日の期間は「第6回 門司港レトロ・バナナフェア」の開催中で、バナナを使った創作料理やお菓子、バナナグッズが勢揃い!といった雰囲気だった。当然、日曜・祝日にはバナナの叩き売りもある。10月9日は、年に一度の「門司港バナちゃん大会」が開催され、六箇所でバナナ叩き売りに関するイベントが行われる。
10時、今日はバナナの叩き売り実演を見学だから、野外公演用の衣装・道具は必要ないか、と思ったが、一応アンプも含め一式運びながら海峡プラザに向かう。海峡プラザ東館と西館の間路上で待機していると、中年女性の方が『中岡先生をお待ちの方ですか?』と、声をかけていただいた。バナナの叩き売り保存会・中岡先生のお弟子さんとのこと。間もなく中岡先生が軽トラでバナナを積んでお見えになり、挨拶が済むと、あんたも安来節・どじょうすくいを踊っていきなさい、すぐ準備にとりかかるようにと言われた。海峡プラザの裏口からテーブル等を引っ張り出して実演の準備をされる。スピーカー&コードつきマイクも用意されている。本日は予定外で、私にバナナの叩き売り実演を見せるために、わざわざお出かけいただいた訳で、誠にありがたい話だ(感謝)。
準備完了、海峡プラザ東館側の歩道は「バナナの叩き売り」の実演、西館側の歩道は「安来節・どじょうすくい」の野外公演となり、これ以上はない程の観光名所の晴れ舞台だ!観光バスのコースにもなっており、バスの観光客も必ず通行する道なので、如何にその通行人を立ち止まらせるか、がポイントだ・・・!
最初は中岡名人のバナナの叩き売り実演販売を見学に集中。予想通り、さすがに口上がうまい!そして、臨機応変のアドリブ・ツッコミが重要な要素だな。前の道を歩いている通行人に、声を掛けてこちらを向かせる、次にその相手との距離をバナナのテーブルまで近づかせる、後は、次ぎから次ぎに、何事か?と群集心理で後から集まってくるのだ。お弟子さんのバナちゃん節を歌いながら実演販売も見学させていただいた。名人が、ボチボチあんたもやりなさいと言われ、名人もマイクで『これから、隣のブースでは時代屋武ちゃんによる島根県の民謡、安来節・どじょうすくい踊りの公演をはじめま〜す!旅のお土産に、観て帰ってくださいね〜!』と宣伝してくれる・・・(笑)。いつものように、寅さん口上から剣玉売り、皿まわし、南京玉すだれの大道芸からやったのだが、初めは人が余り立ち止まって観てくれない・・・それども、にこやかに必死(?)でやって、どじょうすくい踊りの場面になると、なんと40人ぐらいだったか?観光バスの乗客を含めて大勢に立ち止まって観てもらった(ホッ・・・♪)。この時は、大道芸人冥利につきる味を覚えたひとときだった。あとから名人が、『おい!バナナの叩き売りより、あんたの安来節の方が、客が多かったな!』、と、洒落で言われたが、バナナの地で安来節をやったから珍しさから、好奇心、集客につながったのだろう(笑)。その後、先生が『あんたも、バナナを売ってみなさい!』とマイクを貸してもらったので、バナちゃん節を唄いながら実演販売の体験をさせていただいた。だが、アドリブを入れながらの口上は難しい、でも大変勉強になり良い経験をさせていただいた。

門司港名物バナナの叩き売り保存会・中岡名人による実演販売”見事です1” (右:お弟子さんの高橋さん) ”今日は海峡プラザ・バナナの叩き売り本場で、「どじょうすくい踊り」の野外公演で〜す!”
予定日でもないのに、私の為にわざわざ来ていただいてバナナの叩き売りの実演をして頂いたので、お礼を、と差し出したら断られてしまった。おまけに、大きな房のバナナをお土産にと戴いてしまった。深くお礼を述べてお二人と別れ、次の目的地、福岡・八女市方面へと、国道3号線を武ちゃん号とドライブだ。
14時に門司港を出発、八女に着いたのが19時を回っており、すごく田舎だ、宿泊の旅館を探すのは容易ではない、国道沿いに空き地?があったので今夜はここで車を止めて車中泊することにする。途中のコンビニで買っておいた弁当・缶ビール・ワンカップのお酒を飲んで横になる。明日から家元のご紹介で、八女市上陽町の荒木氏宅でお世話になる予定だ、まだ一度もあったこともなお宅におじゃまする・・・。
9月27日(火)
6時に八女郡・某駐車場(無断駐車なのだ!)を出発、昨夜から何事もなくヤレヤレ・・・。目指すは、福岡県八女郡上陽町の荒川雪夫氏宅(安来節保存会々員・本部道場所属)だ。途中で2,〜3度、町の人に訊ねながら上陽町に入り、荒川氏宅は何所ですか?と聞いたら『あ〜!どじょうすくいの荒川さんね、あそこを曲がったら、どじょうすくいの看板があるから、すぐ分かるよ!』と、言われた。
荒川さん宅に到着すると奥様が出迎えていただき、愛車・武ちゃん号の駐車を誘導してもらい、お家にお邪魔する。間もなく、近くの町役場にお勤めのご主人が宿直あけで帰ってこられ、初対面の挨拶。さっそく朝ご飯を一緒に戴きながら、安来節・どじょうすくいの話や保存会、今回の旅の経過などを話し、今日と明日の予定を伺う。今日は14時から上陽町の特別養護老人ホーム「光陽の郷」訪問が予定に入っているそうだ。
13時、武ちゃん号を荒川さんに運転してもらって施設「光陽の郷」に到着、14時開演の予定だったが、なんだか、入所の皆さん方、集合が遅れて、14時30分開演となる。立派な舞台があり、時間もたっぷりあると聞いている。落ち着いて大道芸のフルコース及び、どじょうすくいを皆さん方と一緒に楽しませていただいた。

は〜い!ただいまのは大道・皿回しの「ひばりの舞」にござ〜い・・・♪ ”さ〜!ザルに「どじょう」をしっかり追い込んで、ぎょうさん捕って帰って、それで一杯やっか!”
本日は「光陽の郷」の訪問公演が一回だったので、舞台を下りると荒川さん宅に戻り、お風呂で汗を流してご馳走がたっぷりの、心のこもった夕ご飯を頂戴する。
一宇川流・家元、一宇川勤師匠からのご連絡で、荒川様ご夫婦には大変お世話になり、感謝感激・・・♪遅くまで話が続き、ようやく床を敷いてもらい、ゆっくり足を伸ばして休むことができた。
9月28日(水) 「ギター和尚のお元気説法」
一昨日からの疲れが出たのか?9時過ぎまで寝てしまった。起床後、皆さんとご一緒に朝ご飯を戴き、今日の公演は荒川氏宅の直ぐ横にある町の公民館で開催されるイベントで、八女郡上陽町主催「平成17年 上陽町高齢者ふれあい大会」に、時代屋武ちゃんが飛び入り参加の形で出演だそうだ、テンションが上がる。公民館の前に武ちゃん号を横付けして荷物を運び込む。
イベント会場に入り、舞台を下見したあと控え室に案内される。昨日から荒川さんが臨時のマネージャーと云うか、サポーター役をしていただいているので、荷物運び・手続きなどがとても助かる。控え室にお坊さんが入って来られた。後で分かったのだが、本日のイベントのメーンの記念講演をされる「曹洞宗大悲山向陽寺・渡辺紀生住職」だそうな。チャンスとばかり、名刺をだしてご挨拶をすると快く応対いただき、先方の名刺をいただいた。そして、『もし、旅の途中で天草に立ち寄ることがあったら、お寺にいらっしゃい!』と、言われた。多分、先方は社交辞令の積りで言われたのかもしれないが、今の時代屋武ちゃんには怖いものなし。この話に、直ぐに飛びつき『本当に伺ってもよろしいのでしょうか?10月3日に伺いたいです』と、言うと住職さんはビックリ仰天、『出演料は?』なんて聞かれてしまった・・・(爆笑)。『いえ、今回の旅は自分の修行と、全国の皆さん方と安来節を通じてふれあいの機会をもつ事が目的なので、ノーギャラです。ただ、お寺に伺ったらお寺の駐車場を貸してください、そこで車中泊をさせてください』と、述べると、『近くまで来られたら電話をしてください』と、言われた。間もなく住職さんは舞台の方に行かれ、僕は控え室で舞台の準備にとりかかる。準備が済むと客席に入り場内見学、舞台では先程名刺交換した住職さんの講演中だ・・・!
大きな会場に大勢の皆さん方が座っておられ、舞台の上段には「上陽町高齢者ふれあい大会」と横断幕が掲げられ、右側には演題:「ギター和尚のお元気説法」講師:曹洞宗大悲山向陽寺住職・渡辺紀生先生と大きな案内板が立ててある。渡辺先生のユーモアたっぷりの説法が講演されており、前半にはギター演奏もされたようだが、ギター演奏は聴くことはできなかった。講演が終わった後、休憩に入る。12:50から博多笑い塾・「Dr、マジック」グループによる「笑いと健康マジックショー」の舞台で、その前の前座で「時代屋武ちゃんによる大道芸&どじょうすくい」を組み入れてもらっている次第なり・・・。
さて、舞台に上がる前、12時になってもDr・マジックさん一行が到着していないので関係者の方が慌てておられ、はじめ僕の舞台時間は20分間と聞いていたのだが、次の出演者が未到着の為、30分間に延ばして下さい、と言われた。当方としては願ってもないこと、大道芸を短縮する予定をフルコースに切り替えて演じたが、舞台を下りたら35分間になったみたい・・・(笑)。観客の方々の感想も結構、好評だったようでめでたし・めでたしといったところかな?(爆)。

南京玉すだれのクライマックス ”それでは皆さん!お達者でえ〜・・・♪” 大勢のお客さんを前に、武ちゃんの演技にも力が入る・・・?
次に出られたDr・マジックさんの舞台も見学させていただき、関係者に俺を述べて公民館を後に、荒川氏宅に戻って昼食をいただく。
16時をまわった頃、荒川さまご夫妻にお礼を述べて次の訪問先・佐賀県に、「武ちゃん号」とドライブだ。大川・佐賀・自由が丘を通過、目的地の国道203号線沿いの唐津の手前にある佐賀県・道の駅「巌木」に到着。今夜は、ここで車中泊し明日は駅長さんに相談して、ここの広場で野外公演をしたいと思う。
9月29日(木)
今日の運勢は、曇りのち晴れだった・・・♪
昨夜から車中泊している道の駅「巌木」で駅長さんに、ここの広場で野外公演をさせて欲しい旨の相談をしたら、大道芸とか芸人には関心がない人のようで、体よく断られてしまった。それでは、と次の道の駅「伊万里」に立ち寄って駅長さんに会おうとしたが、責任者の方がお休みということで断られた。三つ目に挑戦、道の駅「山内」に立ち寄り、駅長さんを訪ねたが、ここでも断られてしまった・・・(笑)。
方針を転換、佐賀県杵島郡山内町の役場に訪問することにした。役場の窓口で、安来節のどじょうすくい踊りを紹介しながら全国を廻っている者ですが、公演できる場所・施設などがありましたらご紹介していただきたい、旨を相談すると、あちこちに電話をかけて探していただく、ありがたい!可能性があるな、と期待する・・・。町立幼稚園は二箇所とも運動会の練習で駄目らしい、次の特別養護老人ホームに声をかけていただきOKが出た。ここでは14時から地元の中学生が訪問することになっているので、その時刻に合わせて来てください、ということになった、ありがたい。早速、道順を聞いて特養老人ホーム「そよかぜの杜」を訪ねる。
明るく大きな施設で、武ちゃん号を駐車場に入れると、四人の女子職員の方が出て来られ、荷物の運び入れを手伝っていただき控え室に案内される。控え室で準備にとりかかり、地元の中学生が先生に引率されて到着、間もなく開演・・・。
大きな会場に入所の方々が大勢集まっていただき、後方には地元の中学生が並んで見てもらい、演技が始まると手拍子を打って盛り上げてくれる、とてもやりやすい雰囲気だ。
自己紹介から五本締め・バナナの叩き売り口上・剣玉売り・皿まわし・南京玉すだれと自分の大道芸フルコースをやり、最後のどじょうすくい踊りをした後、どじょうすくい体験講座の希望者を募ったところ、職員の方が二名に中学生が一名出ていただいた。先ずは、歩く動作を始めると場内が大いに盛り上がり、最後の音楽を入れてのおさらいになると割れんばかりの拍手と爆笑の渦となった。その後は、中学生全員が入所の方々とお話をしたり、肩をもんだりしながら交流・ふれあいの時間となった。“中学生の皆さん、ありがとう!お疲れさまでした・・・♪”。帰り際には入所の皆さんが口々に『良かったよ!』『来てくれて、ありがとう!』と、声をかけていただき、幸せの時間だった。
特養施設「そよかぜの杜」を後に、長崎県へと向かう。長崎県・道の駅「彼杵の荘」に立ち寄る。大きな駅で、なんとなく明るい。駅長さんを訪ね、『明日の11時ごろ、こちらの広場で野外公演をさせて下さい』とお願いすると、今度の駅長さんは大道芸に理解のある方で『営利目的の公演でなかったら、いいでしょう』と、快く了解いただいた。思わず“ラッキー!”と心の中で叫んでいた・・・(笑)。今回の一人旅で、公演できる場所を確保するのが、どれだけ難しいか、イヤというほど痛感しているので、即座に了承していただけると涙が出るほど嬉しい・・・。
明日の公演場所が確保できたのでひと安心だ、当道の駅・売店で夕食の弁当とビール・焼酎を買い、車内で寝床の準備をする。明日は、ここで野外公演が済んだら大浦天主堂や浦上天主堂などを見学して、温泉つきの道の駅「みずなし本陣ふかえ」に足を伸ばしたいと思う。

本日の「どじょうすくい体験講座」に、地元の中学生が特別参加で熱演だった・・・♪ 入所の皆さん方の他に、地元の中学校から「ふれあい学習」で訪問中の生徒さんが熱心に見学していた・・・
9月30日(金)
昨夜はプロ野球・阪神タイガースが優勝したので、遅くまで一人祝杯だった。いつもより酒を飲みすぎたせいか、9時過ぎまで寝ていた。車内で寝ていると、ドアをトントンと叩く人とがいる。外に出てみると、道の駅責任者が他の人と一緒にいる。何事かと思っていると『駅の前にある建物・社会福祉協議会の者ですが、本日、こちらで公演が終わったら当方に来て頂き、デイサービスセンターに来られる皆さんに貴方の芸を見せてもらえませんか?』と出演依頼だった。当然ひとつ返事でOKした(爆)。今日は11時から道の駅で野外公演、13時からデイサービスセンターの屋内公演と二回公演となった。
道の駅「彼杵の荘(そのぎのしょう)」、10時から先ずは幟を立てて野外公演の準備にとりかかり、11時定刻通り観光・通行人を相手に大道芸、即ちストリートパフォーマンスの始まりとなる。道の駅に立ち寄る人々は時間的にゆとりがないのか?当方の芸に魅力がないのか?中々立ち止まってくれない(笑)。それでも、5人は最初から最後の演技まで残って観てもらった。また、3人からはおひねりまで頂戴することができた。
道の駅「彼杵の荘」にお礼を述べて、国道向かい側の「デイサービスセンター」に移動、衣装・道具を運びいれて準備にとりかかる。今までは知らなかったが、デイサービスセンターとは、10時頃から16時頃まで施設のマイクロバスで送迎し、施設内で食事や入浴、体操などをしながらくつろいでもらう所だと、少しずつ分かってきた。
今日の施設に来られた方は38名で、職員の方を含め45名の方々を前に、自己紹介から一人旅の逸話、大道芸&どじょうすくいをたっぷり勉強させていただいた。最後の「どじょうすくい体験講座」にも3名の方に出てもらい、練習をしてもらったが、大いに盛り上がり、皆さん方も結構楽しんでもらった様子だった。
デイサービスセンターを出た後、もう一度道の駅に寄り、朝食兼昼食にうどん定食を食べた。今日は朝食抜きの遅い昼食となってしまった(16時)。
島原方面に向けて「武ちゃん号」を走らせる。昨夜、観光資料で目星をつけている道の駅「みずなし本陣ふかえ」には直ぐに到着するだろうと思っていたが遠い・・・なかなか到着できない。4〜5時間ぐらいかかっただろうか?ようやく辿り着いたのが18時を廻っていた。道の駅は中がひっそりしている、みやげ物売り場のドアが一箇所開いていたので中に入って『温泉があると聞いてきたのですが、場所は何所ですか?』と尋ねると、『せっかく来ていただいたのにすみませんねえ、温泉施設は3年前からやめております』と言われた。天然温泉に入りたい為に、せっかく長時間ドライブしてたどり着いたのにガッカリ。泉施設は廃業と聞き疲れが一遍に出てきた・・・。仕方がないので途中のコンビニで買っておいたおにぎりと缶ビールで夕食を済ませ、照明の明るい駐車場に車を移動して寝床の準備にとりかかる。
10月1日(土)
温泉のない道の駅「みずなし本陣ふかえ」を9時に出発、長崎市内に向かう。先ずは大浦天主堂、グラバー園(旧グラバー住宅)を見学、そして平和公園、長崎原爆資料館、原爆投下中心地、浦上天主堂を見学して歩いた。かなりの距離があり、久しぶりに足の運動になった。資料館及び原爆投下中心地を初めて訪れ、戦争の惨さ、悲惨さが痛切に感じた一日だった。また、長崎市永井隆記念館に立ち寄ったが、彼は作家・医学博士で原爆被災を受けながら救護活動・巡回診療を行い、病床でも研究しながら平和への思いを持ち続けられた偉人だそうだ(冥福)。

平和のシンボル、長崎・平和公園 グラバー園の庭園では、民族衣装に着飾った三人の女性に出会ったので、『わ〜!奇麗ですねえ〜写真を一枚、撮らしてください!』と言ったら、ニコッと笑って『いいですよ〜どうぞ』と言われた・・・♪
15時過ぎに見学を終え、熊本・天草へフェリーで渡ろうと茂木港に行ったが、ここからの船は人間だけしか乗れないよ、今フェリーはやっていません、と言われた。資料には載っていたのに、昨夜の「道の駅」で温泉が廃止と言われたが、今日も遠距離を運転してきたのに、全くついていないとガッカリした。やむなく海岸沿いに国道を走り、口之津町まで武ちゃん号と長いドライブで、フェリーで本渡市に渡り、ようやく目的地・道の駅「有明リップルランド」に辿り着いた。ここには温泉があるが、温泉・食事が20時迄と言われたので急いで入浴してレストランに入る。今夜は昼食兼夕食のため奮発してトンカツ定食とビールを食した(笑)。
レストランで支配人(駅の責任者)と面談、『明日、こちら道の駅広場で野外公演をさせていただけませんか?』と、お願いしたらOKをもらった。明日は、11時と13時の二回公演をさせていただくことになった・・・♪